平成23年度 東京山中・山高同窓会会長挨拶
若葉が爽やかに薫るこの素晴らしい日に、今年も200名を優に超す多くの同窓生のご参加を得まして、東京山中・山高同窓会を盛大に開催できますことは、誠にご同慶に存じます。 この会には、山口から母校の川野校長先生と中務先生、山高同窓会の多田会長、大阪からは近畿鴻峰会の諏訪会長にお越し頂いております。ようこそお出で下さいました。
このように素晴らしい同窓会が開けますのも、当番期の末廣さんや岡本さんを始めとする85期の方々、それに常日頃私どものお世話して下さっている東京同窓会事務局の渡邉史信さんや木村均さんを始めとする常任幹事や各期幹事の方々の、絶大なご尽力のお陰であります。先ず以て、ご出席の皆さまと御一緒に、厚く御礼を申し上げたいと存じます。
さて東京同窓会では、それまでなかった会則を一昨年に作って会としての体裁を整え、更に常任幹事制度を設けて、会の運営に機動性を持たせました。また98期幹事の米川孝宏さんなどのご尽力で、東京同窓会のホームページを立ち上げ、会員の皆様とのコミュニケーションが格段に良くなってまいりました。
これからの課題は、年会費を頂く会員制度を作り、会報などを発行することにするかどうかであります。これにつきましては今後常任幹事会などでご検討頂くことになっております。是非皆さまからも御意見を頂きたく存じます。
さて先ほど、このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を、ご一緒にお祈りいたしました。この大震災を通じて、私どもは改めて人と人との絆、ご縁の有難さや大切さを、身に沁みて学びました。
申すまでもなく、この東京山中・山高同窓会は、首都圏にお住まいの同期生や先輩・後輩、それに在学中の後輩が一同に会し、素晴らしかった母校で学んだ懐かしいご縁を大事にして旧交を温め合い、絆を深めることを目的にしております。
今後とも末長くこの学縁を大切にして、東京山中・山高同窓会を一層盛り上げていきますことをご参集の皆さまと誓い合い、開会のご挨拶といたします。
平成二十三年五月二十一日
東京山中・山高同窓会会長 野 村 邦 武