平成30年 東京山中・山高同窓会総会レポート

 平成30年5月19日(土)、日本工業倶楽部(東京駅丸の内側)にて、平成30年東京山中・山高同窓会総会が開催されました。
 前日まで雨の予報でしたが、総会の開始時刻15時に向けて天候が急速に回復、晴天の中総勢247名(来賓除く)に参加いただきました。総会は、井上太郎さん(92期)の司会により、まず、当番期代表である藤永章さん(92期)から開会宣言として、参加者数の紹介と企画の説明がありました。
 続いて、野村邦武東京同窓会会長(60期)から、当番期と事務局(渡邊史信事務局長   79期、浅川弘さん84期)への感謝のお言葉とともに、来賓の末永汎本様(山口高校同窓会副会長 64期)、杉原宏之様(山口高校副校長)、市原都子様(山口高校同窓会事務局長代理 86期)、馬場久枝様(山口高校近畿鴻峰会会長 74期)のご紹介がありました。その後、会長就任満10年となる今年を区切りとして八木重二郎様(67期)へ会長を交代される旨ご報告があり、最後に、「私共の母校は明治3年の1870年に創設され、再来年の2020年にはめでたく創立150周年を迎えます。その間、わが母校は多くの優れた人材を各界に輩出してきました。私共はこのように古い歴史と、素晴らしい伝統を持つ学び舎で学んだ同窓生という絆で結ばれています。山紫水明の美しい自然に囲まれたふるさと山口で多感な青春時代を過ごしたご縁をいつまでも大切にして、老いも若きも世代を超えてこの同窓会で大いに旧交を温めあいたいと思います。」と述べられ、末永く同窓会を盛り立てていくことを、参加者と誓い合われました。野村会長へは、同窓会を代表して森千珠さん(92期)から感謝の花束が贈呈されました。

野村会長のご挨拶
野村会長へ花束贈呈
 来賓ご挨拶では、末永副会長及び杉原副校長から、ふるさと山口県や山口市の近況、現役山高生の活躍につきご報告頂きました。乾杯の音頭は岡屋忠利様(55期)にお願いし、健康の秘訣(高尾山登山)を交えお話いただいた後に、歓談に移りました。

末永副会長のご挨拶
杉原副校長のご挨拶
岡屋様(55期)の乾杯
 しばしの歓談の後、92期企画「スタンダードジャズライブ」が開演。山口高校が育んだサックス奏者である清水賢二さん(92期)を中心に、ギター天野丘さん、ベース鈴木克人さんのトリオにより、「キャラバン」「夜霧よ今夜もありがとう」と誰でも一度は聴いたことがある名曲が流れると、会場の雰囲気も盛り上がり同窓生との会話もさらに弾みました。続く三曲めの「A列車で行こう」からは、関周さん(87期)がアコーディオンでサプライズ参加、清水さんもサックスを吹きながら会場を練り歩き、アンコールで、ジャズアレンジ版「熱球」が始まると、盛り上がりは最高潮に。会場は割れんばかりの手拍子で包まれました。

サックス:清水賢二さん
ギター:天野丘さん、ベース:鈴木克人さん
会場を沸かせる
清水賢二さん
 再び歓談の時間となり、クールダウンした後には、恒例の歌の部に突入。渡邊史信事務局長の指揮、関周さん(87期)のアコーディオン伴奏で、「ふるさと」「山口中学校校歌」「山口高等学校校歌」を合唱、徐々に喉も温まり、会場の一体感も高まったところで、参加者お待ちかねの「熱球」。応援団OBの上原正志さん(92期)の音頭で、全員肩を組み熱唱。高校時代身体で覚えた忘れることのない歌によって、会場は堅い絆を確認し合う同窓生達の熱気に包まれました。

指揮:渡邊事務局長
伴奏:関周さん
上原正志さんの音頭で、全員で肩を組み「熱球」を熱唱
 熱気が冷めやらぬ中、92期企画「ふるさとへの航空券大抽選会」。羽田・山口宇部往復航空券ペア1組は、スターフライヤー客室乗務員による抽選の結果、めでたく楠原秀俊さん(67期)が手にされました。
 続いて、山口市経済産業部から「ふるさと」納税のご紹介、山口同窓会準備委員会の宮川和也委員長から今年8月12日に開催される地元総会のご案内、次回当番期代表の大場規生さんによる来年に向けた決意表明がありました。
 最後に、92期サプライズ企画として、新藤誠一郎さん(53期)と村重博美さん(124期)を壇上にお招きし、参加者のうち最年長と最年少(歳の差70才以上!)のお二人をご紹介、互いに照れたご様子ながらも、笑顔で握手を交わしていただきました。我らの母校が重ねた時間の重みとともに、時を超えて先輩から後輩へ受け継がれていくものがあることを感じるひと時でした。
 かくして瞬く間に2時間が過ぎ、締めくくりは、副代表の湯田克久さん(92期)、坂東治忠さん(92期)による閉会宣言と万歳三唱。盛会への感謝とともに、参加者のご健勝と来年の再会を祈念して、万雷の拍手の中、無事閉会しました。

当選された楠原秀俊さんを囲む
スターフライヤー客室乗務員と井上太郎さん
山口同窓会準備委員会の皆さん
(左から山崎直和さん、田中典康さん、
宮川和也さん、末永久大さん、有田敦さん)
来年に向けた決意を熱く語る93期代表の大場規生さんと
93期の皆さん
握手を交わす最年長参加者の新藤誠一郎さんと
最年少参加者の村重博美さん
肩を寄せ合って熱心に打ち合わせする当番期
ブースのムードアップに励む当番期
ふるさと納税ご紹介ブース
会場に置かれた卒業アルバム
 1年前にわずか2名からスタートした当番期92期でしたが、山口在住の92期をはじめ多くの方々からご協力いただいたこともあり、当日は32名の同期が参加され、総会の裏方としてご活躍いただきました。野村会長も常々言われている通り、仕事や家庭の事情を様々に抱える中でも、一生に一度の同窓会の当番期として、数十年ぶりに再会を果たした懐かしい仲間とともに、事前準備や当日会場を駆け回ること等を通じて、今後の人生を過ごすに当たってかけがえのない財産を得ることができたと、実感された様子です。総会終了後は、同期同士で杯を重ね、時間が経つのも忘れ、東京の夜を楽しく過ごされたことと思います。来年の総会は5月18日(土)に日本工業倶楽部で開催する予定です。皆様、来年また笑顔でお会いしましょう!!

東京同窓会事務局と幹事期(92期)との記念撮影

以上 事務局より