平成28年　東京山中・山高同窓会総会レポート

平成28年度の東京山中・山高同窓会総会は、前日までの雨も上がり、毎年恒例となった丸の内の日本工業倶楽部にて、5月28日（土曜日）に開催されました。
　総会の司会は当番期（90期）の徳光賢治、同じく当番期代表の重冨靖の開会宣言の後、野村邦武会長（60期）のご挨拶を頂き、260名以上の同窓生が出席した総会が始まりました。野村会長からは、来賓の二井関成様（山口高校同窓会会長：67期）、二井和代様（70期）、高原透様（山口高校校長：82期）、赤瀬公洋様（近畿鴻峰会会長：63期）、山川浩様（山口高校同窓会事務局長：88期）、伊藤和貴様（山口市副市長：82期）、役員の渡邊史信さん(東京山中・山高同窓会事務局長：79期)、浅川弘さん(事務局84期)の紹介がありました。

続いて、二井会長のご挨拶を頂き、高原校長先生からは山高の近況、伊藤副市長からは山口市の近況についてご報告頂きました。乾杯の音頭は最年長出席者である楠川徹様（51期）にお願いし、懇親の部がスタートしました。今年度もアシスタントを務める山口県ＰＲ本部長「ちょるる」が紹介された後、恒例の関東在住の大学生１３名が壇上で紹介され、一人一人に挨拶してもらいました。

続いて、メインイベントのピアノコンサートです。演奏は90期で広島在住の藤井磨希子さんです。「リスト：愛の夢　第三番」、「ＮＨＫ大河ドラマ花燃ゆオープニングメインテーマ」、「ピアソラ：リベルタンゴ」の３曲を演奏頂き、会場は大いに盛り上がりました。

　総会終盤を迎え宴もたけなわとなったところで、渡邊史信事務局長のリードで、ピアノの伴奏は引き続き藤井磨希子さんにお願いして「ふるさと」を合唱、出席者の一体感は更に高まり、会場は歌モードに突入しました。数年ぶりに復活した山口中学校校歌を斉唱した後、山口高校校歌を全員で斉唱しました。歌の最後に90期の元応援団の古跡寛さんの音頭のもと応援歌第二号（熱球）を全員で肩を組みながら熱唱し、会場は母校愛の熱気と思い出で満ち溢れました。続いて山口から応援にかけつけた同窓会総会準備委員会の大隅正和委員長から8月の本部同窓会総会の案内と山高グッズの紹介、来年度当番期（91期）の大嶋孝友の決意表明が行われ、締め括りは90期代表の重冨靖による万歳三唱、来年の再会を誓って平成28年度の東京山中・山高同窓会総会は閉会しました。
　今年度の総会には、最年長の51期楠川先輩から最も若い122期の学生さんまで、実に71年間に亘る260名以上の山中・山高卒業生の出席を頂き、世代を超えた強い繋がりと歴史と伝統の重さをひしひしと感じた次第です。また当番期である90期は、27名出席してオレンジのＴシャツで会場内外を奔走し、同期の絆が一挙に強まった気がします。総会後の当番期の同期会では30数年ぶりの結束に全員で乾杯し、夜遅くまで語り合いました。
　最後に90期一同を代表して、多数の皆様のご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。また種々ご指導を賜りました野村会長、渡邊事務局長、事務局の浅川さんにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
　来年の総会は５月２０日（土）、同じ日本工業倶楽部で開催する予定です。山中・山高同窓生の皆様、来年またお会いしましょう。