平成27年 東京山中・山高同窓会総会レポート

平成27年度の東京山中・山高同窓会総会は5月16日に曇り空の下、恒例の東京駅のまん前にある日本工業倶楽部での開催となりました。開会は午後3時、閉会午後5時の予定で開催されましたが、一番早い先輩は2時ごろに到着、一番おそくに駆けつけていただいた出席者は4時半過ぎで、結果史上最多の271名の出席をみました。

今年の総会の当番幹事は89期で、有志による昨年の88期のお手伝いから始まって、一年あまり準備をすすめてきました。当日は40名の同期(一部やむをえない理由での欠席者含む)が総会進行のため集まりました。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のBGMが流れるなか、会場では東京都内の明治維新ゆかりマップ、山高校歌作詞の清川妙先生の追悼展示、山高グッズ販売コーナー、山口県産品の販売、そして今年芸術選奨新人賞を著書「絵のように 明治文学と美術」で受賞した前田恭二君(89期)の著書販売テーブルが会場を彩りました。

89期代表の池上卓成が開会宣言を行い、司会は池田憲司(89期)とアシスタントは昨年に引き続き山口PR本部長のちょるるが進行を勤めました。

来賓として二井関成同窓会会長(67期)、伴浩一山口高校校長の臨席を賜り、木村充同窓会事務局長、田原幸夫近畿鴻峰会会長代理が出席いただきました。野村邦武会長(60期)、渡邊史信事務局長(79期)、事務局浅川弘さん(84期)が参加。

まず野村会長に挨拶いただき、そのなかでは、二井会長が旭実大授賞を授章されたこと、八木重二郎さん(67期)が代表を勤められる産業遺産国民会議の働きにより、萩市の5施設を含む23施設が諮問機関から、ユネスコに対し世界遺産に推薦勧告されたことに対するお祝いが披露されました。

東京山中・山高同窓会 野村会長
総会キャラクター ちょるる
続いて二井会長のご挨拶をいただき、伴校長からの山高の近況報告のあと、現役学生6名の紹介がつづき、最後に最高齢93歳の鶴岡信一さん(46期)による乾杯の音頭により懇親の部がスタートしました。

山口高校同窓会 二井会長
山口高等学校 伴校長
鶴岡さん
懐かしい顔との再会を喜び合う人々の会話で会場が盛り上がっていくなか、今年のイベントが行われました。今年の出し物は「よさこい踊り」。山口の七夕祭りでも毎年行われています。89期幹事一人の山口生まれの娘さん所属する東京農業大学の「大黒天」が若々しいパフォーマンスを見せてくれました。

山口高校同窓会、松西康成本年度幹事長(89期)からは記念グッズの紹介があり、皆様のご協力を得て例年の2倍の売り上げが記録されました。また来年の幹事となる90期を代表して重冨靖さんが決意表明をされました。

宴もたけなわになり、毎年恒例の歌のコーナーとなり、出席者の一体感がさらに盛り上がってきました。渡邊事務局長と合唱部OBの方々の力強いリードのもと、恒例のふるさとで始まり、校歌へと続いていきました。校歌斉唱に先立ち、校歌の作詞者で、昨年亡くなられた清川妙先生の追悼を行いました。、先生が山高在籍中の直接の教え子であった方々を代表して特に親交の深かった60期野村昇さんのお話をいただき、また先生が作家生活に入られたあとに知遇をえた89期の松本(原田)美和がコーナー司会を勤めました。

それに続いては皆様おまちかねの熱球の斉唱です。渡邊史信事務局長に再びリードいただき、学生帽をかぶった89期と有志の方々が壇上にのぼり肩を組みながら大いに歌いあげました。母校愛の熱気で会場が満ち溢れ、出席者の一体感が高まったところで、89期代表の池上卓成による万歳三唱で平成27年の総会の幕が閉じました。

総会イベント よさこい踊り
山高ソングの全員合唱
総会 万歳三唱
当番期集合写真
50歳の年齢に年幹事になるというのは幹事をやってみると良くできている伝統で、この幹事期の仕事を通じて89期同期の絆が一挙に強まった気がします。総会後の当番幹事の同窓会も大いに盛り上がったことを付記して、以上をご報告とさせていただきます。89期一同を代表して、種々ご指導を賜りました野村会長、渡邊事務局長、事務局の浅川弘さんに厚く御礼申し上げます。

以上 事務局より